d_608532 Fake 秘めゴトオーダー BBー 〜 後輩は、あなたを躾けたい 〜

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暗闇の中、意識がゆっくりと浮上していく。

目を開けると、そこは見知らぬ光の部屋だった。
淡い紫色の光が、まるで脈打つように揺れている。

「やっと起きましたね、先輩♪」
その声――
甘く、柔らかく、でもどこか底知れない悪戯の匂いを纏った声が耳をくすぐった。

振り返れば、そこに立つのはBBだった。

紫の長髪を揺らし、艶やかな微笑みを浮かべながら、こちらを覗き込んでくる。

「ここはね、BBちゃんが作った特別ルームです。
先輩専用の、‘秘め事オーダー室’。
ふふ、安心してください。
誰にも邪魔はさせませんよ?」
手首に絡まる淡い光のリボン。
まるで拘束具のようにぴったりと肌に吸い付いていた。

「逃げられませんからね?」
BBはゆっくりと近づき、膝の上に腰を下ろす。

制服の隙間から覗く柔らかな谷間。
体温がじわりと伝わってきた。

「先輩ってば、本当に無防備なんですから。
そんなに簡単に、わたしの管理下に落ちちゃうなんて……やっぱり調教が必要ですね♪」
囁くたびに、耳朶を撫でる吐息が熱を帯びる。

「……ん、あ……どうしました?

顔が赤いですよ?

ふふ、ほら、そんなに身体が反応して……やっぱり素直ですね、先輩は」
BBの指先が胸元を這う。
爪先がシャツのボタンを軽く弾くたびに、肌に冷たい空気が触れる。

「声を出してもいいんですよ?

ここには二人きり。
だって、わたしの世界ですから」
甘やかすように、しかし逃がさぬように。

その瞳は、愛情と支配の境界を優しく壊していく。

「さあ、今夜はゆっくり……BBちゃんに全部、教えてくださいね?」
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