d_066179 【実験】しっかり者の妹をクリスマスデートに誘ってみたお話
    
    
    
      世間がクリスマスシーズンで賑わう中、俺は一種の孤独感を覚えていた。
 
毎年、独り身の孤独を共感し合う仲の、信頼していた友たちに裏切られ、 
今年は一人寂しく聖夜を過ごすことが決まっていた。
 
あいつらに彼女がいて、なんで自分には彼女がいないんだ。
 
妬ましい。
 
そんな恨みごとを呟いていると、視界の端で俺のベッドに腰掛け、 
髪を櫛で梳いている妹の姿が見えた。
 
はて……、と考える。
 
こいつは、毎年クリスマスを実家で過ごしていた。
 
……今年も、こいつは暇をしているのだろうか。
 
さして、以前の過ちを懲りない兄
       もっど見せる
     
    
      
      
      
      
        情報
        
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            品番 d_066179 
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            ページ数 5本(約76分)+α 
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            発売日 2014.02.20