d_022876 シスパラ
    
    
    
      「俺がこの家に戻って、こいつの面倒を見ながら大学に通うなら、親父も文句ねーだろ?」 
そして4月……。
 
親父とお袋は日本を発ち、妹は望み通り志望校へと入学した。
 
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「あの学校に通えたのはお兄ちゃんのおかげだもん。
私にできることはなんでもするよ」 
大学に入ってすぐに一人暮らしをしていたから、妹と暮らすのは数年ぶりのことだ。
 
その年月の隔たりが、妹を大人びて見せた。
 
そして俺の隣に横たわる甘い気配。
 
そっとそちらを伺うと、妹がこちらに顔を向けてすやすやと眠っていた。
 
(こいつ……こんな
       もっど見せる
     
    
      
      
      
      
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品番
            d_022876
           
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ページ数
            
           
          - 
            
発売日
            2009.06.23